千葉大学成果活用型ベンチャーとして臨床・研究で培われたネットワークを基盤とする医療レベルでの個人ゲノム解析を実現します。

超並列的かつ高速にDNAを解読する次世代シーケンサーを用いた最高解像度の個人ゲノム解析を行います。

最新の論文、データベースに基づいた結果の解釈を行い、疾患リスクに関する有用な情報を見出します。


ゲノムクリニックは次世代シーケンサーを用いた最高解像度の個人ゲノム解析に基づき、様々な疾患の予防・早期発見に関する医療レベルの情報を提供することを目指します。遺伝性乳癌卵巣癌に代表される、予防・治療法が存在しリスクを知ることが有用である疾患のリスク判定を最新の知見に基づき行うために、個人ゲノム解析法の研究・評価、バリアントの臨床的妥当性・有用性についての研究を行います。また、ゲノム解析をより多くの方々の役に立てるために解析費を抑える研究も行っています。千葉大学ベンチャービジネスラボラトリー研究プロジェクトとして次世代シーケンサーによる個人ゲノム解析の疾患発症予防・早期発見に対する有効性を研究しています。

 

*ゲノムクリニックは千葉大学を基盤とする大学発ベンチャーです。一般診療所ではありません。

 

*千葉大学発研究プロジェクト「ゲノムクリニック」は2018年5月1日より「株式会社ゲノムクリニック」となりました。

 コーポレートサイトはコチラです。当サイトでは引き続き研究プロジェクトの進捗をご報告いたします。


❏研究テーマ

❏次世代シーケンス解析パイプラインの最適化

 

次世代シーケンサーによる個人ゲノム解析は新しい技術であるため、まだ臨床検査としての精度が完全には確立されていません。Wet, Dryに関する各プロセスを検討し、分析的妥当性を確保します。また、見つかった各バリアントが本当に行動を起こすべき病原性を持つか、臨床的妥当性・有用性に関する研究も行います。単に既存のデータベースからの意味付けを行うだけではなく、AIやゲノム編集といった新技術を柔軟に活用し新たなエビデンスの構築を目指します。

❏倫理・社会・法的課題の検討

 

日本には未だ遺伝子差別禁止法が存在しないなど、広く個人ゲノム解析を行う上での課題が存在します。また社会でヒトの遺伝子に関する活発な議論は行われていない状況です。個人ゲノム解析を真に健康に活用し、ゲノムを読んだ人も読まなかった人も等しく健康を追求できるよう法的・社会的・倫理的諸課題を研究します。

 将来的なゲノム情報・医療健康情報のシェアリングと解析を見据え、必要な法制度、データベース構築についての研究を行います。


❏遺伝学的解析コストの低下を目指す研究

 

以前は1人あたり10億円以上要したゲノムワイドな解析は次世代シーケンサーの発明後、劇的に低下し10万円を切るほどになってきています。一方で、未だに一般的な検査としては高額であり、数個から数百個の遺伝子を解析する場合でもコストが下がらないなどの課題が存在しています。解析の正確性を担保しつつも、コストを低下させるための研究を行っていきます。

❏新たな発症リスク判定法の開発

 

現在の遺伝学的解析はゲノム全体の中でも遺伝子領域に集中して行われています。しかしこの遺伝子領域はゲノム全体の3%ほどの領域に過ぎません。近年、遺伝子間領域の機能に迫る研究が報告されてきています。多因子遺伝リスクスコア(PRS)やDeep Learningといった新しい解析法を検討し、より精確なリスク判定法の開発を目指します。


❏意義不明変異(VUS)の機能評価法の開発

 

遺伝学的解析が広まるとともに、VUS(Variant of Unknown Significance)と呼ばれる「現時点では意義が不明なバリアント」の扱いが課題として浮かび上がってきました。既存の評価法ではVUSの意味付けは不十分であり、細胞を用いたバイオアッセイなど新たな評価法の開発が必要となっています。

❏体外受精時の胚評価法の開発

 

生殖医療領域は今後、最もゲノム解析が発展する領域の1つであると考えられます。特に胚の培養液中に放出される核酸に注目し、新たな胚評価法を開発することを目指しています。


❏成果

厚生労働省主催ジャパンヘルスケアベンチャーサミットにご招待いただきました。(2017年10月11-13日, パシフィコ横浜)

アジア・アントレプレナーシップアワード2017で特別賞を受賞しました。(2017年10月25-27日, 柏の葉カンファレンスセンター)


ベンチャー・カップCHIBA2017でグランプリを受賞しました。

(2017年11月29日、三井ガーデンホテル千葉)

九都県市「きらりと光る産業技術表彰」を受賞いたしました。

(2018年11月7日、浦和ロイヤルパインズホテル)


What's New


2919/6/4 「31 Ventures KOIL」のコラムで紹介されました。

2019/4/25 乳がん・卵巣がん遺伝子リスク判定「BRCA Seq(ブラカ・シーク)」をリリースいたしました。

2018/11/7 九都県市「きらりと光る産業技術表彰」を受賞しました。

2018/10/29 中小企業庁「ものづくり・商業・サービス経営力向上支援補助金」に採択されました。

2018/9/1 東葛テクノプラザにWetラボを開設いたしました。

2018/8/1 31VENTURES KOIL (柏の葉オープンイノベーションラボ)にゲノムセンターを開設いたしました。

2018/5/25 千葉市産業振興財団「産学共同研究促進事業」に採択されました。

2018/5/1 株式会社ゲノムクリニックとして法人化いたしました。

2018/3/1 三井不動産株式会社31VENTURESの協賛により日本橋Clip, 柏の葉KOIL, 幕張シェアオフィスでの活動を開始しました。

2018/3/1 千葉市産業振興財団のインキュベーションを修了し、CHIBA LABOに移転しました。

2017/12/20 TECH LAB PAAK成果発表会でプロトスター賞を受賞いたしました。

2017/11/29 第16回ベンチャー・カップCHIBAでグランプリを受賞いたしました。

2017/11/8 千葉大学博士課程教育リーディングプログラムHPで紹介されました。

2017/10/27 アジア・アントレプレナーシップアワード2017で特別賞(Kashiwanoha-Award)を受賞いたしました。

2017/10/20 名古屋大学主催リーディングフォーラム2017でポスター発表を行いました。

2017/10/11-13 厚労省主催ジャパン・ヘルスケアベンチャーサミットにご招待いただきました。(@パシフィコ横浜)

2017/10/1 日経デジタルヘルスに紹介されました。

2017/9/25 アジア・アントレプレナーシップアワード2017にゲノムクリニックが紹介されました。

2017/8/31 コラム「バリアントの評価について」を記載いたしました。

2017/8/22 次世代シーケンサーによる個人ゲノム解析法の検討を開始しました。

2017/8/10 TechCrunch Tokyo2017に出展しました(2017年11月16日ー17日@渋谷ヒカリエ)。

2017/7/15 TECH LAB PAAK大学発ベンチャー支援コースに採択されました。

2017/7/14 第24回日本遺伝子診療学会大会に協賛いたしました。

2017/7/11 千葉大学ベンチャービジネスラボラトリー研究プロジェクトに採択されました。

2017/6/29 次世代シーケンサーを用いた個人ゲノム解析について倫理審査委員会で承認されました。

2017/6/29 International Symposium on Molecular Basis of Cancer Immunotherapy(幕張国際会議場)で発表を行いました。

2017/4/20 パイロット版での解析を開始いたしました。

2017/3/1 千葉市Qiball(きぼーる)に入居いたしました。

2017/1/5 HPを開設いたしました。